PTA研修会『18歳からの選挙参加について』

令和4年9月21日(水)、社会福祉法人枚方市社会福祉協議会・地域支援センターゆいの重村さまと網代さまを講師にお迎えして、障がいのある方の選挙参加について学ぶPTA研修会を開催しました。

公職選挙法の改正によって、選挙権の年齢が18歳以上となったことで、高等部在籍時に18歳の誕生日を迎えた生徒は投票に行くことができるわけですが、「(自分の子どもが)選挙に行くことについて考えたことがない」「選挙に行くことのハードルが高い」という保護者の方も多いのではないでしょうか。

今回の研修会では、枚方市が投票支援DVDを作成するに至った経緯や投票支援DVDの内容の説明、DVDの視聴はもちろん、障がいのあるなしに関わらず選挙へ参加することが自分たちの暮らしを良くすることにつながるというお話がありました。また、あらかじめPTA役員から質問していた内容に対しての回答もいただきました。

参加された保護者の方は、「子どもが選挙に参加することになったときに、どうするか考えるきっかけになった。」「一緒に(選挙に)行こうと思えた。」「本人のために本人が選挙に行く意味があると思えた。」といった感想を持たれたようです。

学校でも生徒会選挙等の取組みを行っていますが、実際の選挙の投票行動につなげていくには、ご家庭や地域の支援者の協力が不可欠です。今回は、PTA主催の保護者向け研修として初めて「選挙」をテーマに取りあげましたが、公的支援を受けて出前授業や学習会が開催できることを知れたことも大きな収穫でした。今後もこういった機会をもつことがあれば、もっと多くの保護者に参加していただきたい研修であると感じました。