3月8日(火)に岸和田支援学校高等部の卒業式がありました。
今年度の卒業式は例年より気温が高く、暖かい日差しの中、式は執り行われ、
卒業生13人全員が式に出席することができました。
開式の言葉が教頭先生からあると、生徒それぞれが胸にひまわりのコサージュを付けて入場。
珍しいコサージュですが、元気いっぱい笑顔のたえない3年生にはぴったりの花だと思います。
証書授与では緊張も見られましたが、練習の成果をしっかり発揮し、
卒業証書を受け取ることができました。
1年間かけて証書を持って歩くことができる様に練習したり、
返事の発声の特訓をしてきた努力が実る瞬間です。
在校生の言葉と卒業生の言葉のやり取りは、
みんな元気に想いを伝えながらも、どこか少し寂しい気持ちが出てしまいます。
スライドショーで卒業生一人ひとりの笑顔を見ると、その寂しさはより一層高まりました。
言葉とスライドショーを通じて、
保護者の方には「今まで大切に育ててくれてありがとう」という気持ちが伝わったのではないかと思います。
ゆずの「友~旅立ちの時~」を合唱したときは高等部全員が一体となった瞬間でした。
これから13人の卒業生はそれぞれの進路に向かって旅立ちます。
苦しいことがあったときには、岸和田支援学校で一緒に過ごしたことを思い出して、
くすっと笑って吹き飛ばして過ごしてほしいと願っています。