平成31年2月25日 <郷土料理・石川県>
献立:はいがごはん、治部煮、わかめのみそ汁、海苔の佃煮、グレープゼリー、牛乳
この日は、石川県の郷土料理でした。
「治部煮」は石川県金沢市を代表する郷土料理で、江戸時代から伝わり、武家から庶民に親しまれ、その味わいは現代にまで受け継がれています。鴨肉(もしくは鶏肉)に小麦粉(または片栗粉)をまぶして、だし汁に醤油、砂糖、みりん、酒などを合わせたもので野菜と一緒に煮ています。四季折々の食材を用いることで、年間を通じて食べられています。鍋でじぶじぶと煮ることから、この料理名になったという説があります。(※給食では鶏もも肉を使用しています。)
粉をまぶした鶏肉に加え、里芋や麩なども入っており、汁がトロッとして、子どもたちには食べやすかったようです。具だくさんで好評でした。これからも様々な郷土料理や世界の料理を通して、地域や国によって様々な食文化が継承されていることを学んで欲しいと思います。