第103回 全国高校野球選手権 大阪大会

7月22日 皐が丘にとっては初戦。
日本の野球発祥の地、豊中ローズ球場にて。

 昨年の夏は、強豪校との対戦、初戦で終わり、1年ぶりの公式戦。新チーム結成時には部員が揃わず、秋季大会、春季大会には参加できず、その間も、日々の練習に対して目標を定めることができず、心揺らぐ部員もいた。
 4月新入生を迎え、いざ練習に、・・・。緊急事態宣言、まん延防止対策重点措置期間に入り、部活動は公式戦の直前のみ。なかなか球春を迎えることができなかったが、その間も、一人ひとりが筋力アップや素振り、シャドーイング等、チームで活動できる日を、そして、今日の試合を待ち望みながらモチベーションを高めてきた。
 試合慣れしていない部員たち、緊張とミスもあったが、適格な指示と、中継にしっかりとボールを繋ぎ、ホームをめざす走者を見事にさし、最小失点で切り抜けた初回。
 その後も、着々と点を重ねられたが、攻撃では、四球で塁に出れば、果敢に盗塁し、何度もチャンスを作りはするものの、相手も必死の踏ん張り、点には繋げてもらえませんでした。
 再三のピンチ、外野にとんだ飛球を、しっかりと中継につなぎ、中継からは、矢を射るようなスローイングで追加点を死守するシーンが繰り返され、しっかり守りぬいた守備。
 打線も、最後まで諦めず、相手投手の速球に食らいつき、追加点を捥ぎ取りましたが、ゲームセット。







 公式戦を初体験したチーム。
 今後、より多くの試合経験を積み、成長していってもらいたい。
 来年は、この地でリベンジ、校歌を声高々に歌えることを楽しみにしています。