GIGAスクール モデル8校に指定

 国のGIGAスクール構想のもと、全国の小中学校では教育環境のICT化が進んでおり、今年度中に児童・生徒一人1台の端末が整備され、タブレット等の端末を利用した授業が実践されます。そのような環境下で学んだ生徒たちが、次年度からは府立学校での学びを深めることになり、大阪府立高校においても今年度中に生徒1人1台の端末が配備されます。

 そのような状況のもと、本校が、先行実施のモデル校として指定されました。
 これまでの取組は、1学期期末考査後、事前に配置された生徒用タブレット端末を利用し、音楽、美術、現代社会の時間にインターネット検索や授業の振り返りのWebアンケートを実施する等、授業の中での活用方法について、研究を始めたところです。
 そのように少しずつ、実践をすすめており、先日は、外部から講師をお招きし、全先生方を対象に研修会を開き、FORM(アンケート機能)や、課題作成・グループ共有等の活用方法について、新たなツールの勉強会を開催したところです。
 本日、先生方用の端末が校長室に届きましたので、この夏、先生方には夏休みの宿題、試行錯誤していただきます。

これに加えて、生徒が活用するインターネット回線も本日切り替わりました。
これについても、パイロット校の位置づけで本日本校で実施され、既存機器の接続情報がうまく反映されない等の課題がありましたが、すぐに対処していただきました。


大阪府のICT環境の充実に向けて様々な取組が進んでおります。色々な意味で、本校がパイロット、検証校として早期導入、課題発見の場として活用していただくことで、大阪府立学校の学習環境整備が滞ることなく展開され、ICT環境整備により児童・生徒達の深い学びにつながることを期待しております。