1. 教材名

VOCAと電動玩具の組み合わせ教材

2. 教科・領域

自立活動

3. 対象児童生徒

小学部1, 2年生

4. 活用場面

【ねらい】

写真をタップすると犬の玩具が動くことがわかり(因果関係の理解)、積極的に学習に参加する

【方法等】

1.VOCA(音声出力コミュニケーション装置)アプリ『たっち&びーぷ』で、子犬の玩具のシンボルを作成する。(音声には歌『おもちゃのチャチャチャ』のサビを使用。)

2.アプリ『たっち&びーぷ』とスマート乾電池を連携させて、シンボルの音声(歌)が再生中に子犬の玩具が動くようにする。

3.玩具の写真に触れると、玩具が動くという因果関係を意識しながら遊ぶ。

※ 画面の任意の部分をタップすることが難しい児童のために、スイッチとスイッチインターフェイス(i+Padタッチャーなど)を組み合わせて使用する。

5. 成果と課題

【成果】

繰り返し取り組む中で、ディスプレイに映る子犬の写真に触れると、実物の玩具の子犬が動くという因果関係に気づき、操作して遊べるようになった。歌が再生されることに興味を持つ児童がいて、聞きながら確かめるように画面に触れていた。

スイッチを操作することで玩具が動き、音声が再生されるVOCAと玩具の組み合わせ教材は、児童の主体性やコミュニケーションの意欲を伸ばすために有効な教材であると感じた。

【課題】

因果関係に気づきやすくするために、児童から見るスイッチとおもちゃの位置関係や、教室の整理など、学習のための環境調整をしっかり行う必要がある。

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