7/1(月)~5(金)に、5期生である1年生が校内実習に取り組みました。
実習材料は地域などの企業・事業所にご協力いただき、今年も無事に終えることができました。誠にありがとうございます。
校内実習の目的・目標は
●長時間の作業を複数体験し、自身の適性や課題をみつける
●就労に対する態度や心構えの基礎を養う
この2点を中心に掲げて実施しました。
作業は5班に分かれ、
・紙エプロンの作成、はがきの袋詰め
・なみじめ(波板を止める部品の製作)
・金属線の結束作業
・かにシャボン玉の組立・袋詰め
・箱折り、指サックの袋詰め
以上の作業を各班、日替わりで行いました。普段の教室のレイアウトを作業が行いやすいように変更し、職場の雰囲気作りを行いました。またレイアウトだけではなく、教員のことは「~先生」ではなく「~さん」、生徒たちのことも「~さん」と呼ぶように統一し、普段の学校とは違う、実際の実習と同じ雰囲気を体験できるようにしました。呼び方一つですが、教員も、生徒たちもいつもと違う新鮮さを感じ、お互いに良い緊張感を得ることができたと思います。
実習中は、毎朝全体朝礼を行い、連絡事項を共有した後に「作業の心得10項目」を代表生徒のあとに続けて唱和し、準備体操をして一日が始まります。その後各々の作業班に分かれて作業を行います。
実際に店先に並ぶ商品を扱うため、いつもにはない緊張感の中、苦手な作業もあったかと思いますが、一人ひとりが一生懸命作業に取り組んでいました。また実習後、一人ずつ担任と振り返りを行い、できたこと、課題、反省点など確認し、9月の現場実習に向け、新たな目標を立てています。ぜひ、この経験を生かして欲しいと思います。