支援学級の充実をめざして③

支援教育地域支援整備事業における北河内ブロックでは、北河内地域の小中学校の支援学級の充実に取り組んでいます。

2年目の今年は、寝屋川市、交野市、四條畷市より3つの小学校と北河内の支援学校5校が協働して取り組みを進めています。

今回は四條畷市の小学校との取り組みの内容について紹介いたします。

 

 


四條畷市の小学校との取り組み

 

支援学級に在籍する児童の個々の実態把握と目標設定について取り組みを進めています。

7月より、計4回の授業参観と打ち合わせを行ってきました。

通常学級での学習では、入り込みの指導の関わり方を検討し、一斉指導の授業での活躍の場や、集中できるポイントを探っていきました。

支援学級での抽出の授業では、得意、好きな活動を取り入れながら、指導者がペースを作っていく方法を検討しました。

個々の理解に合わせて、指示を与える際のカードの活用を取り入れられています。

また、要求を伝える際の手段として、ことばの獲得に向けてカードの活用を進められています。

個別の指導計画の検討では課題の優先順位や、ニーズに応じた目標設定を検討しています。

 

 


今後も継続して支援学級充実の取り組みを進めていきます。実践の報告は以下の予定で実施いたします。

 

平成28年1月28日(木)北河内ブロックへの報告会