支援学級の充実をめざして②

支援教育地域支援整備事業における北河内ブロックでは、北河内地域の小中学校の支援学級の充実に取り組んでいます。

2年目の今年は、寝屋川市、交野市、四條畷市より3つの小学校と北河内の支援学校5校が協働して取り組みを進めています。

今回は交野市の小学校との取り組みの内容について紹介いたします。

 

 


交野市の小学校との取り組み

 

「通常の学級における合理的配慮」と「通常の学級と支援学級の連携」という二つの大きな目標を持って学校全体で取り組んでいます。

支援を要する児童が通常学級で教科学習に参加するときの配慮は、対象児童以外の児童にとっても合理的な配慮であることを基本とし、

環境整備や授業の準備、授業内容の打ち合わせをするなかで、児童の実態把握を丁寧に行っています。

また、授業後の振り返りを担当者だけでなく、学年全体で行うことにより、指導方法の見直しを行い、どのクラスの児童にも活かせる観点を学年の先生方で作られています。

打ち合わせには支援学級のコーディネーターが支援学級との連携を視野に入れて参加され、対象児童が通常学級でも支援学級でも、

学習内容を理解して生き生きと授業に参加しながら持っている力を発揮できるよう連携方法を検討されています。

また、支援学級全体が対象生徒クラスと前述のような連携ができるよう目標立てています。