4月17日(月)の4限・5限に毒性学の世界的権威である杜祖健教授をお招きし、
本校の2・3年生を対象に講演をしていただきました。
オウム真理教によるサリン事件においてサリンの分析方法を警察当局に指導された際のお話しや
アメリカで発生した炭疽菌テロの分析に関するお話しなど、
貴重な経験を伝えてくださり、生徒は大きな刺激を受けていました。
オウム真理教の施設内部の画像など、普段なかなか目にすることのできない資料も多数
見せてくださいました。
講演のあとの質疑応答では生徒から将来のキャリアデザインに関する質問や
日本を含む各国のバイオテロなどに対する備えに関する質問などが出ました。
生徒の質問に対し、杜祖健教授は丁寧に回答してくださいました。
「好きなことをする」ことが大切だというお言葉が印象的でした。
また、杜祖健教授の出身地である台湾の歴史についてもお話ししていただきました。
本校は台湾の嘉義市にある学校と交流しており、日本と台湾のつながりについて
改めて学ぶことができました。
ご多忙の中、寝屋川高校の生徒に貴重な経験を伝えていただき、
本当にありがとうございました。