昨日は10月最初の日だったのにも関わらず、真夏日でした。
真夏日とは最高気温が30℃を超えた日のことです。
10月に真夏日になるのは、
大阪では8年ぶり、神戸では15年ぶりだそうです。
今年は暑いですねぇ!
なぜこんなに暑いのでしょうか?
今年の夏が(というかここ数年の傾向になりつつありますが)暑かったのは、
夏にいつも日本列島を覆っている太平洋高気圧に加えて、
チベットからの高気圧も日本を覆ったからです。
高気圧に覆われると、空気がおしくらまんじゅうしているようなものなので、
とても暑くなります。
そのため今年(やここ数年の)夏が暑くなったと考えられています。
一方で、昨日の暑さは、台風によるものかもしれません。
台風がやってくると、南の海上の暖かい空気を運んでくるので、通過後気温が上昇します。
気温上昇の理由は、
単純に「地球温暖化」とは
言い切れないんですね。
台風22号は関東から東北の太平洋沖を進行中です。
(そのため東北や関東の太平洋側は天気が悪化しています)
さらに台風23号も接近していて、こちらは近畿に影響を与える可能性があります。
台風は海水が温められてできた上昇気流によってできます。
(詳しくは、地球の自転の影響であるコリオリの力というのも加わり、
この力は赤道に近づくほど小さくなるので、
赤道直下では海水温は高くても台風はできにくいのですが)
海水温が上昇すれば台風ができやすくなります。
今、恐れられているのは、日本のすぐ近くの海水温が高くなりすぎて、
台風が日本付近でできることです。
そうなれば台風直撃の可能性が高くなります。
今後も気象情報は目が離せません!
もし今日、近畿で真夏日が観測されたら、10月で2日連続の観測になります。
これは京都などでは実に約50年ぶりだそうですが、
今日のニュースを見る限りにおいては
そこまで気温が上がらなかったようです。
いつまでも暑い日々が続きますが、
がんばっていきましょう!