「努力する人は希望を語り、怠ける人は不満を語る。」
作家の井上靖氏の言葉ですが、来週の今頃は3年生はセンター試験が終わり、国公立志望者は二次試験対策、また私立対策に追われているでしょう。
特にセンター試験で思うような結果が出なかった生徒は気持ちが切れてしまいがちですが、最後まで粘り強く勝負することが大切です。
これは個人的な見解ですが、冒頭の言葉は私が常に意識している言葉の1つです。私を含めて多くの人間はおそらく精神的なもろさを抱えて生きています。ですから努力して結果がなかなか形にならない場合、心のどこかで自分を正当化してしまうことも少ないと思っています。
でもそれってすごくむなしい時間だなぁと私は大学受験で第一志望に届かなかったときに感じました。
心が折れてしまったとき、何かに行き詰まったとき、現状への不満ばかり言っていませんか?そんな時は自分の夢や信じた何かにつながるような行動に置き換えて考えてみませんか?
私はそんなときは15分でも30分でもジュール=ベルヌの作品を読んでいましたSF文学の代表的な人物ですが、彼の作品の登場人物は皆希望や自分の夢を持って挑戦し続けていました。ある意味高校生や大学生時代の自分はそうやって逃避していたのかもしれませんが、不満を語ると自分がむなしくなっていく、それならもっと大きく世界をみてやれ!!という視点を持てたことはいい財産になったと思っています。
受験生のみんなはできないことに不満をぶちまけるのではなく、将来の自分をデッカく描いてみてください!!