2024年度 探究の主な活動
<夏>
⑴「Future Global Leaders Camp(FGLC)」(8/18~20大阪大学大学院国際公共政策研究科)
大阪大学大学院国際公共政策研究科の主催Future Global Leaders Camp(FGLC)に、57期2年生の岩渕里奈さんが参加しました。FGLCとは、夏休みの3日間、高校生がグループで国際課題をテーマにした探究活動を行ったり、活動の合間には、国際社会で活躍されている方による特別講演を聞いたりする研究合宿です。
「FGLCの開催の目的は、高校生の皆さんが将来グローバルな舞台でリーダーシップを発揮して社会課題を解決していくために必要な国際的視点・感覚を養い、全国から集まった高校生と国際問題について知恵を結集し、何ができるのかを考えて結論を得ることです。これまで、国内外から志の高い意欲的な高校生が集まり、課題解決に向けた積極的な議論を展開してきました。」(FGLCの公式HPより 2025/5/30アクセス)
岩渕さんの報告を紹介します。
~私は、8月18〜20日の2泊3日で行われたFuture Global Leaderes Campに参加しました。私はこの参加の話があったとき探究に興味があり是非参加して今後の探究活動に活かしたいと思い参加を決めました。FGLCでは決められていた6人グループに分かれて探究テーマを決め3日間調べ学習や議論を行い2日目に中間発表、3日目に最終発表を行いました。また、2人の講演を聞きました。グループワークを行ったとき私は周りの人のレベルがとても高いことに驚きました。解決策を考えるとき私はあまり実現可能性について考えることができていませんでした。しかし周りの人は私の提案に対して論理的に「〜だから実現が厳しい」ということまで考えていてとても衝撃を受けました。中間発表では大学生や教授からたくさんの指摘をいただき、自分たちの考えが浅くもっと論理的に考えデータを下に説明することが大事だと気づきました。最終発表ではスラム街のことについて探究したのでデータが少なく大変でしたが、スラム街に結び付けられるデータを探し中間発表より論理的に発表することができました。私はFGLCを通して探究の発表ではデータを示し相手に理解してもらうこと、解決策は実現可能性について考えてプレゼンテーションすることが大切だとわかりました。チームの人のおかげもあり金賞を頂くことができとても嬉しく良い経験になりました。今後の探究で今回学んだたくさんのことを活かしていきたいなと思います。本当に参加できて良かったです。~
⑵「外部調査計画届」(7月~)
夏は2年生にとってさまざまな調査に取り組む期間です。研究テーマやリサーチクエスチョン、調査先などを記入した「外部調査計画届」を提出して許可を取ります。(写真は一部)電話をかけてアポを取ったり、事前にメールを送ったりするのは多くの生徒にとって初めての経験。いくつかのピンチを乗り越えて、いざ、調査開始です。