2020年1月アーカイブ

【1月21日 教志入門ブログ】

 1月21日(火)は大阪府立大学から伊藤嘉余子教授にお越しいただき、「子ども虐待と『社会的養護』」について学びました。経済的困難は、子どもたちの衣食住や文化面、学力面、自己評価にマイナスの影響を及ぼし、ひいては大人の貧困、さらに次世代の子どもの貧困を招く負の連鎖をもたらすことをデータに基づいて教えていただきました。  後半では、経済的に厳しい子どもたちには、自己肯定感に大きく影響する「音楽・体育・...

【1月20日 教志入門ブログ】

 1月20日(月)の授業は柔道場で行いました。びわこ成蹊スポーツ大学より古武道を研究なさっている高橋佳三先生をお迎えし、実際にからだを動かしながら人のからだの不思議さや自分の身体能力を高める術を教えていただきました。私たちは歩いたり飛んだり走ったりするときに足の親指に力を入れたり、かかとで踏ん張ることが多いそうですが、本当は小指の動きが大切だと言われました。折しも男子の実業団駅伝が行われた翌日の授...

【1月14日 教志入門ブログ】

 1月14日(火)は京都造形芸術大学から子ども芸術学科長の近江綾乃教授をお迎えし、「子ども芸術」について学びました。 前半は、「子ども」・「芸術」・「教育」の繋がりについて、「HEART」には「ART」が入っており、「芸術」は「人の心」を紡ぐ接着剤、コミュニケーションそのものだと言われ、さらに教育には「知識の伝達」と「不確かなものを一緒に探る態度」の2つのポケットがあるが、「芸術」という教科は2つ...

【12月23日 教志入門ブログ】

 今年最後の講義となった12月23日は、立命館大学文学部コミュニケーション学域の岡本雅史先生にお越しいただきました。岡本先生は認知語用論やコミュニケーション研究がご専門で、漫才を単なる「笑い」芸として見るのではなく、コミュニケーションメディアとして見るという点からご講義いただきました。  ちょうど漫才のコンテストであるM-1が放映された翌日の講義でしたので、漫才コンビの話し方や掛け合いのバランス、...

【12月16日 教志入門ブログ】

 12月16日は、大阪教育大学から田中滿公子先生を迎えし、「これから教師になるあなたへ―子どもたちと心の絆を結ぶ7つの原則―」と題し、長年府立学校で子どもたちと向かい合ってきた経験、それも先生のお言葉をお借りすると「苦い経験」からうみ出された7つの教育のポイントを、具体的な出来事を交え、とてもわかりやすく熱意を込めてお話しいただきました。  写真は授業の初めに行われたアイスブレイクの活動の様子と、...