【1月21日 教志入門ブログ】

 1月21日(火)は大阪府立大学から伊藤嘉余子教授にお越しいただき、「子ども虐待と『社会的養護』」について学びました。経済的困難は、子どもたちの衣食住や文化面、学力面、自己評価にマイナスの影響を及ぼし、ひいては大人の貧困、さらに次世代の子どもの貧困を招く負の連鎖をもたらすことをデータに基づいて教えていただきました。

 後半では、経済的に厳しい子どもたちには、自己肯定感に大きく影響する「音楽・体育・図工」などの実技教科で褒めてあげると良いことや、先生との関係が良いと自己肯定感が高くなるので、教育の現場に立ったときには、よく褒めてあげてほしいと言われました。最後に、里親制度や養子縁組の課題に触れられ、子どもたちに親身に付き合っていくことの大切さを教えていただきました。