2019年5月アーカイブ

【5月28日 教志ブログ】

 5月28日、京都女子大学より谷川至孝先生をお迎えし、「児童虐待の背景と対応」というテーマで講義をしていただきました。 厚生労働省や総務省のデータから読み取れる虐待の傾向やその発生要因を教えていただき、虐待の対応では変化してきていることの紹介がありました。 講義の後半では、生徒たちは虐待の防止策をグループでまとめ、発表するかたちで意見交換を行いました。 まとめとして、虐待された児童が望む幸せのため...

【5月20日 教志ブログ】

 5月20日、近畿大学から光田先生をお招きし、「ワークで学ぶ教育学」と題して、学校教育の歴史について学びました。講義の中で、「1350年頃から学ぶことなどは変わったとしても授業のかたちは変わっていない」ことを知りました。普段当たり前に思っている教室・机・同年齢のクラスはかつての人々が考え出したものであり、また、かつて生徒の中から1番優秀な人を選んで他の生徒に教えるという授業のかたちもあったというお...

 5月14日、追手門学院大学の 前 比呂子 先生をお迎えし、「つながる力を育てる人権教育」と題して講義していただきました。 授業では、人権をめぐる世界と国の動き、また、子どもの貧困やLGBTに関わる最近の問題、諸外国と日本の人権意識や状況の違いなど、生徒にとってとても大切なことを教えていただきました。 後半は、「学校で聞こえてきそうなこんな言葉、どこが問題?」をテーマにグループワークを行い、さらに...

【5月7日 教志ブログ】

 「教志入門」では、過去2回「いい学校とは」をテーマとして、組織で生徒に関わっていくことの大切さ、子どもを理解する上での心遣いを教えていただきました。第3回目は、平安女学院大学から志澤康弘先生より「教育心理学から見た教授法」と題して、知識と理解について人間のメカニズムを教えていただきました。 「ヒトは基本的に帰納法的に思考するもので、日常生活で得た知識、思考法でうまくいっているかぎり考え方を変える...

【4月23日 教志ブログ】

「教志入門」の第2回目の講義は、鳴門教育大学の阿形恒秀先生をお迎えし「児童生徒理解と支援―児童生徒の自立にかかわる教師の役割」をテーマにご講義をしていただきました。阿形先生には、「教志入門」1年目から児童生徒一人ひとりに寄り添い、理解することの大切さを教えていただいています。  講義では、各地の先生や大学生のエピソード、研究成果、チンパンジーの様子などを紹介していただきました。そこで起こっているこ...