【5月7日 教志ブログ】

 「教志入門」では、過去2回「いい学校とは」をテーマとして、組織で生徒に関わっていくことの大切さ、子どもを理解する上での心遣いを教えていただきました。第3回目は、平安女学院大学から志澤康弘先生より「教育心理学から見た教授法」と題して、知識と理解について人間のメカニズムを教えていただきました。
 「ヒトは基本的に帰納法的に思考するもので、日常生活で得た知識、思考法でうまくいっているかぎり考え方を変えることはない」。
 このことを把握しておかないと、何度伝えても間違えてしまう子どもたちを、しっかり理解することはできない、そして、理解とは自分でルールを考え、自分なりに知識を組み替えて、はじめて深まるものだというお話を聞き、あらためて学びの大切さを実感いたしました。