豊高グローバルスタディーズ(グロスタ)+SGS担当の城台です。
ついに、即興型英語ディベートがスタートしました。
「即興型」英語ディベートを専門に扱う株式会社ヒューマンブレーンから、
4人の方々にご来校いただきました。
さらに、今回はこの即興型英語ディベートの先駆者である、
大阪府立大の中川智皓(ちひろ)先生にもネット中継にて登場していただました。
お忙しい中ありがとうございました!
それでは、さっそく今回の内容を紹介していきます。
まず、即興型ディベートはどういうものか、生徒が具体的なイメージを持てるよう、
モデルディベートを実施してくださいました。
教室に流暢な英語が飛び交い、
生徒が憧れを抱くにはじゅうぶん過ぎるやりとりを見せてくださいました。
「自分もああなりたい!」 「がんばるぞ!」
と、生徒の顔つきが変わっていくのがわかりました。
その後、即興型ディベートの概要、効果、ルールについて説明していただきました。
そしていよいよ・・・
ディベート開始!
即興型は、準備型と違い、その場で簡単なメモだけを頼りに論じなければなりません。
この追い込まれた状況こそが、「生きた英語力」を引き出すのです。
今回特に印象に残ったのは2年生でした。
いきなりすばらしいディベートをしていました。なぜでしょうか?
実は、2年生でグロスタに入った生徒たちのほとんどは、
1年生のときにこの即興型ディベートの体験授業を受けていました。
そして、その時にあまり話せず、悔しい思いをしたので、それをバネにがんばったのです。
といっても、まだ2回目。2回目なのにここまでレベルアップするなんて・・・。
前回は持ち時間を1分ほど余して沈黙してしまった生徒も、
今回は最後まで、しかも大きな声で(SGSの成果?)話していました。
高校生の成長する力って、本当にすごいです!
ディベート終了後、勝敗を告げられ、各テーブルで歓声が上がっていました!
そして、各テーブルにてジャッジの先生方がひとりひとりにコメントしてくださいました。
(これが本当にありがたい!)
もちろん、生徒たちは食い入るように話を聞いていました。
その後、各テーブルごとにベストディベーターが選出され、全体に一言感想を言ってもらい、
この日のディベートは終了となりました。
そして・・・
翌日のことです。2年生の生徒らが英語科準備室に来て、こう言いました。
「先生、今日ディベートの練習をしていたんですが、ジャッジをお願いしてもいいですか?」
驚きました。
前日にうまくいかなかったところが悔しくて、早速自主練習をしていたそうです。
完全にやる気に火がついたようです。
このグロスタを通して、生徒たちがどこまで成長してくれるのか、本当に楽しみです!
大変苦労しましたが、グロスタ始めてよかったと心から思いました。