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3月

■2012年3月15日(木) 3学期終業式を実施 
 
 3月15日(木)、体育館で3学期終業式を行いました。
 初めに校長先生から、「当たり前のこと」についてお話がありました。内容は御堂筋線の車内での出来事についてでした。年配のおばあさんが乗車してこられて、手すりを持っておられたのを見て近くの人がシルバーシートは向こうですよ、と言われたのでふらふらと移動されているとき、つかさずすーっと手をさしのべて座席を空け、抱き抱えるようにおばあさんを座らせている女学生がいたとのこと。よく見ると縦縞のスカートの制服で、本校の生徒だったとのこと。さりげないしぐさと勇気に大変感動したというお話でした。同時に、大和川高校万歳!と言えなかった自分に情けなさを感じたとのこと。心優しい生徒がいる学校で有って欲しいとことと、それがあらゆるとことに現れたらもっとすばらしい学校になるだろうこと。
 次に、雑誌に載っていたコラムについての話。国境なき医師団の記事で、水もない、食べ物もない、医者もいない、薬もない国での出来事について。その国で暮らす人の笑顔がすばらしかったということ。話を聞くと、数キロ歩いて水をくむという苦労をして、自分のためではなく、お年寄りや子供のためにくんでくるのだという。人のために自分が何かをするのは当たり前で、そのことが幸せなのだという話。東日本大震災の話から、人として大事なことは何なのか考えさせられることがたくさんあった。自分という人間を客観的にみて、この1年を振り返って欲しい。365日の積み重ねでどれだけ成長したか、自分の成績表を眺めながら、結果を真摯に受け止めて、新たな決意をして欲しいこと。学校というところは、体を鍛え、頭を鍛え、心を磨く道場。1年間、鍛えて磨いて、優しい心と笑顔のあふれる毎日を過ごして欲しいと話されました。
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 続いて、生活指導部長の先生から、うれしことと残念なことについてお話がありました。うれしいことは、遅刻が16%減ったこと。地域の人の評判がよくなってきていること。残念なことは、遅刻は減ったがまだ多い、もっと減らせること。非常に残念なんことは、進級できなかった人がいること。最後に、交通マナーについての話がありました。新学期には、余裕をもって登校するようにして欲しいことや、明日からの自転車置き場についてのお知らせがありました。

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■2012年3月6日(火) 第47回卒業証書授与式 
 
 
明け方の大雨が嘘のように回復し、3月6日(火)午前10時から、たくさんのご来賓、保護者の方々をお迎えして、第47回卒業証書授与式を挙行いたしました。
 卒業証書授与式は、各クラス代表がそれぞれ受け取りました。
 校長先生の式辞では、卒業に至るまでのたくさんの支えがあったことへの感謝について、前途洋々たる「未来」にむけて、イチロー選手の言葉を贈られました。小さいことを地道に積み重ねる努力の大切さについてお話いただきました。物事は一朝一夕にできあがるものではなく、こつこつと時間をかけてこそ成就できるのだということ。ゆっくりと時間をかけて、自分がめざす道を「一途」に、「誠実」に、そして「堂々」と歩んでいって欲しいこと。
 3年間の思い出話で、印象に残っている修学旅行のレクレーションで、先生も生徒も一つの輪を作って、ベストフレンドを歌い、感動的だったことを話されました。今日の熱い思いが込められた卒業式を迎えられてうれしく思うことなど。
 最後に卒業生のみなさんへ餞の言葉として「誠を思うは、人の道なり」、真心を大切にし、授かった命を精一杯輝かせながら、元気に、笑顔で、そして生きることのすばらしさを学んだ大和川高校を忘れないでくださいと、熱く語られました。(<<校長先生の式辞はこちらへ掲載
 個人表彰では、大阪府教育委員会賞1名、大和川賞2名、3年間皆勤賞33名、3年間精勤賞12名がそれぞれ授与されました。3年間の思い出がぎっしり詰まった答辞は、2人で行いました。宝石のような思い出話には、友達や先生、家族への感謝の言葉があちらこちらにちりばめられていました。練習を重ねた卒業の歌では、卒業生のピアノ伴奏にあわせて「振り向けば…」を斉唱し、卒業式の清々しい雰囲気が会場全体を包みました。思わず、覗いているカメラのレンズも曇っていました。
 294名の卒業生は、暖かい拍手の渦の中を、晴れやかに巣立っていきました。

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