2年生家庭総合~福祉出前講座~

2年生の家庭総合の時間では、介護について実習を含む学習を行っています。9月25日からの1週間は、高槻市の社会福祉協議会や、地域包括支援センターをはじめ数多くの事業所の皆様のサポートをいただいて、2年生全員が高齢者疑似体験や車いす体験などを行っています。

高齢者疑似体験では、耳栓やゴーグル、腕関節や膝のサポーター、手首や足首のおもり、前屈みの姿勢を体験するベルトなどを装着し、杖をついて教室内を歩きました。教室の横の長さ分の短い距離を介助してもらいながら往復することで、視覚・聴覚・筋力の低下など身体機能の変化を疑似体験し、高齢者など介護が必要な方の身体的な不自由さや心情を学び、どのような心掛けが必要なのかを理解する機会となりました.

不自由さを実感できた実習後の感想では、これから地域で接する方に対して高校生の自分に何ができるかを考えようとする意見が聞かれ、今回の学びを「自分ごと」として受け止めてくれていることを嬉しく思います。今の自分ができるやり方で、学んだことを社会に役立てられる人であってください。

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