ミラニ生が参加する授業を担当される先生方の多くが、その時間のための特別プログラムを準備してくださっています。3年生の選択音楽では、昨年本校生がミラニ高校を訪問した時に歌った「世界に一つだけの花」や、オーストラリアの「非公式の国歌」とも呼ばれる「Waltzing Matilda」を前半に取り入れ、後半はアニメ映画「魔女の宅急便」より「海の見える街」を全員で合奏する授業を行なってくださいました。歌や楽器を通してのコミュニケーションはとても円滑で楽しそうな表情がたくさん見られ、音楽の力を再認識した時間でした(そう言えば、今日は放課後にもミラニ生とホストの芥川生のペアが何組か誘い合ってカラオケに行く相談もしていましたね)。また、ミラニ高校の生徒さん1人が参加した2年生の化学の授業では、酸と塩基の性質を学ぶため教室で簡単な実験を行なっていたのですが、解説用のスライドを英語と日本語併記の特別バージョンにしてくださっていました(3枚目の写真がその様子なのですが見えづらいですね)。写真はありませんが、小倉百人一首を題材にした特製のカルタを準備してくださった国語の授業もありました。
6時間めは「浴衣着付け体験」。この交流を中心となって支えてくださるM先生はじめ先生方6人に、旧職員のO先生・Y先生など大勢の方々のサポートを得て、ミラニ高校の生徒さんと先生方全員に浴衣を着ていただくことができました。慣れない帯で窮屈そうな様子の方もありましたが、珍しい体験を喜んでいただけたようで、笑顔でお互いに写真を撮り合っておられました。本校から記念品としてお渡しした扇子を持った浴衣姿を、集合写真に収めることもできました。