1月30日(水) 泉大津市立小津中学校

 1月30日(水)、泉大津市立小津中学校において、パッケージ研修支援のまとめとなる全体会が行われました。本年度は、大阪府教育センター指導主事のご指導の下、5月の全体会を皮切りに、夏季休業中には全国学力・学習状況調査の結果から学校の課題を見出し、その改善に向けて数度の研究授業を実施してきましたが、その総まとめとして公開授業が開催されました。その目的は、今年度明らかになった課題解決のための各教科からの提案授業と来年度の方向性の検討に資するためです。

今回は社会・理科・体育・音楽・国語・数学・英語の7つの教科で5・6限を使って実施されました。班活動を中心に据える教科、その上で班ごとに発表させる教科、ICTを活用して生徒の意識を集中させる教科、ICTを活用して生徒の理解の一助とする教科等、各教員が工夫を凝らして今回の公開授業に取り組んでいることがわかりました。参観者は3色の付箋を持参し、今回の参観の観点である「意見交換等、生徒の主体的な参加」、「ICTの活用」、「評価規準」について、授業を通じて良かった点、課題、その他についてできるだけ多くコメントを記入してもらいました。

研究協議会では指導案を拡大コピーしたものにその付箋を貼り付け、それを資料として意見交換をするという形で行われました。まずは研修主任の指示で付箋を貼り、次に5つの班の分科会に分かれて付箋の整理と意見交換です。実施教科の教員が中心となりましたが、3つの観点について積極的な意見交換がなされ、各班が簡略に内容をまとめて報告しました。最後に大阪府教育センター指導主事から今回の指導案を例にとり、指導と評価の一体化の重要性と、授業の中での評価のあり方やその方法・内容等を短い時間に簡略にご説明いただきました。

 新しいことを柔軟に取り入れ、段階を踏んでステップアップを続けてきた小津中学校ですが、来年のさらなるステップアップに向けての準備が整いつつあります。

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