1月21日、大阪府立住吉高校を会場に「第16回WaiWai！トークpart２」（1年生の部）が開かれました。これは、大阪府の高校に在籍する外国にルーツを持つ生徒が、自分の言葉（母語・継承語）で、自分の思いを語るスピーチ大会です。
当日は20名の高校生が発表しました。その言語は、中国語、韓国語、ネパール語、フィリピノ語、タイ語、スペイン語の６言語に及びました。本校からは、校内予選を勝ち抜いた中国語、タイ語、ネパール語の生徒3人が出場。
発表の内容は、母国を離れての悲しみ、日本に来てからの苦労、いじめなどつらかった経験のほか、日本の学校で日本の友人たちに助けられて学校生活が楽しくなったことなど、多様でした。母国が抱える諸問題をテーマにして、母国の問題を解決するために日本で勉強していきたいとの思いも語られました。
この大会では、大阪府教育庁や大学教員などの審査員が５人の審査員特別賞を選びますが、見事本校の生徒二人が選出されました。
発表者以外の1年生も応援に駆け付け、和やかな雰囲気でスピーチ大会は終了しました。
