防災避難訓練

5月23日(木)6限に防災避難訓練を茨木市消防署水尾分署の皆さまのご協力のもと行いました。
今回は「1階 工芸室」を火元と想定し、生徒、教職員は火元から離れて安全確保を最優先として無事にグラウンドへ避難しました。避難後も気を抜くことなく全校生徒、職員の安全確認訓練もスムーズに終えることができました。
その後、消防士さんからの講評と保健委員から消火活動に関する様々な質問をさせていただきました。
・消火訓練で大切なことは何ですか?
・火事が起きた時、一番はじめにしなければならないことは何ですか?
・1番消火に時間のかかる火事の原因は何ですか?
・1回の火事に何台の消防車が出動し消火にどれくらい時間がかかりますか?
・消防士になって良かったと思うことは何ですか?

などなど。生徒からの質問に一つひとつに丁寧にお答えいただきました。


消防士の方からは大切なのは「お・は・し・も」ですと指導を受けました。

お:押さない
は:走らない
し:しゃべらない
も:戻らない

とても重要なことですね。

冷静な時に聞けば「そんなことは当たり前」のことでも、突然目の前で火災が発生した時にはどうでしょうか?自分は冷静であっても周囲にパニックの人がいるかもしれません。
1人でも多くの人に「お・は・し・も」を知ってもらい、より安全に短時間で避難できる状況でいたいと思います。
今回は学校での火災を想定しましたが、災害はいつ、どこで、何が起きるか予想できません。地震、火災、水害、家の中、バスの中、電車の中、地下街・・・考えるときりがありません。
いざという時に命を守る行動が大切なことは誰もが知っています。しかし、「知っている」と「できる」は違います。今回の「防災避難訓練」を生かして行動力を高めていきましょう。

防災避難訓練終了後に副担任の先生方を中心に消火訓練を行いました。今回は水消火器を使用しましたが、参加した先生方の大きな声がグラウンドに響き渡り、きびきびとした行動で消火活動を行うことができました。
ご協力いただきました茨木市消防署水尾分署の皆さまに心より感謝申しあげます。