終業式あいさつ

平成27年度の課業が終了します。皆さん、一人ひとり、4月の始業式の時と比べて、どう変わったでしょうか。全く同じということはないはずです。

 

先日、24名の先輩たちが卒業して行きました。彼らは1年次の頃の写真の表情とは全く違った様子で卒業して行きました。内面の成長や自分の生き方への自信ができたからこそ、それが立ち振る舞いや表情の違いになっているのだと感じました。だらだらと4年または3年を過ごしていては、そうはならなかったでしょう。

 

では、どうしたら先輩たちのようになれるでしょうか。一番大切なのは、今取り組むべきことに、しっかりと取り組むことだと思います。学校生活の時間には、きちんと学校に来て授業を受けること、これに尽きると思います。授業中、分からないことや疑問に思ったことがあったら質問する。この繰り返しです。また、仕事を持っている人はそのことがよくわかると思いますが、手を抜かないで真剣に取り組むことです。

 

さて、なかなか自分で成長しているのはわからないものです。この一年の成長を他の人から、知らせてもらったらどうでしょう。家族や友人、先生たちからもし冗談にでも、「劣化しているんじゃないか?スマホでゲームばっかりしてるからな」などと言われたら、マイナスの成長ということですから、本気で反省すべきだと思います。

 

しかし大半の人は、この一年間、よく頑張ったと思います。定時制実業制体育大会では総合優勝しましたし、体育祭・文化祭も盛り上がりました。来年度ももっと頑張って行きましょう。では、4月の始業式まで、元気に安全に過ごしてください。