11月24日(木) 3年未来探究発表会の見学(2年生)

先日行われた3年生の探究発表会で選ばれた4名が、2年生に対して再度発表を披露してくれました。

2年生は、次の3年になるときに同じような探究学習をしますので、目標となるように先輩の発表を見学しようという初の試みです。

4名の発表者は自分たちの発表会に加えて、オープンスクールで中学生に対してもしているので発表が4回目となることもあり、だんだん流ちょうな話し方になり、内容も少し付け加えたりしてどんどん上達していっているよう見えました。

見ている2年生も、こんな素晴らしい立派な発表を自分ちは一年後にできるのだろうか、という驚きの目で見ているようでした。

熱心にメモを取りながら発表を聞き、一年後の自分たちの姿に重ね合わせていたと思います。

まずは今の探究学習、浪速区についての発表を頑張ったのち、次は3年生に向けて動き出していきましょう。

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【2年生の感想より】

・じゃんけんをデータの側面から見るのは、とても興味深かった。このようにじゃんけんに限らず「分析」することはとても大切だと思った。声がはきはきしてて聞きやすかった。

・最初にインパクトのある言葉を話していて、みんなが発表に興味をもった。個人的には4つの中だと一番好きな発表だった。スライドの色も白とグーチョキパーそれぞれのイメージに基づく色だけを使っていて見やすかった。実験も試行回数が多くて説得力があった。

・「自分の表現の軸は変えない」っていうのはすごく何においても大切だなと思った。人に合わせるのはニーズの違いがあるから大事だけど、自分の軸がぶれてしまうとそれは自分の表現ではなくなってしまうので、最後のこの言葉はとても染みました。

・分析がすごく細かくてすごかったです。研究したことを実際にしているのも結果がわかりやすくて良かったです。最初につくったものと比べると明らかに面白そうなポスターになっていたと感じました。

・アンデシュ・ハンセンの「スマホ脳」から引用していることは驚きました。あの本は精神学的観点からスマホの使用を控えようとする本なので、過剰なドーパミンの放出には否定的な意見がありますが、それに対して自らの考察を入れ、2つの対象を作りアンケートも行い自らもするという念入りな調査で良い結果の導き方だと思います。

・聴いていて一番「たしかに~!」と思いました。勉強は積み重ねと言いますが、結果がいつついてくるのかわからないですし・・・。あんな風に目に見えて自分が頑張ったと成果がわかるのが一番いいです。自分もぜひやってみようと思いました。

・発表しているときの話し方がすごく親しみやすくて聞いていてすごく面白かったし、「人に好かれる話し方」について興味がわいた。自分も自分の好きなことについて話しているときに「いいね」とか「好き」とか肯定的に共感してくれたらすごくうれしいけど、否定されたら顔には出さないけど少し嫌な気持ちになるので、相手の話を聞くときも自分がされてうれしい相槌を打とうと思った。

・私も頑張れという言葉が死ぬほど嫌いで受験のときも周りの人に「絶対頑張れって言葉だけは言わんといて!」って頼むぐらいだったけど頑張れも言い方や捉え方次第ではものすごく有意義な言葉になるんだなということが学べた。普通に6分しゃべって聞き手をひきつけることができるのはすごいなと思った。