1年間取り組んできた未来探究の全体発表会が、19日(木)に多目的ホールにて開かれました。
今年はゲストコメンテーターとして、浪速区長の幡多様をはじめ、学校運営協議会の方々、夏休みにフィールドワークに行かせていただいた企業や地域の方々、総勢12名の方に来ていただきました。
また同時に、1年生にも教室でYouTubeの生配信で見てもらいました。
この1週間、発表する12チームは、もう一度資料やプレゼンの仕方を見直し、よりブラッシュアップできるよう練習に励んできました。
大勢の前での発表でとても緊張していた様子でしたが、堂々と前を向いてしっかりした口調で立派に発表をしていて、どのチームもクオリティが高かかったと思います。
今まで調べてきたことをどうしたら現実の課題から理想に近づけるのか、そして高校生の自分たちができることは何かを考えた発表で、斬新なアイデアもあり、ゲストの方も驚かれていました。
一つの発表が終われば、ゲストコメンテーターの方にご講評をいただきました。
自分たちが考えてきたことが実際に役に立つのか、実現可能なのか、実際の企業や地元の方の意見を聞くことによってさらに地域につながっていると感じることができて、それぞれのお言葉が深く生徒たちに届いていたようでした。
最後には幡多区長様から全体に向けて、浪速区の改善ためみんなで考えて提案したことを少しでも実現できるよう、さらに街全体を発展させていきたいというご講評をいただきました。
あとは、若い高校生たちが大人になったときに、今考えてきたことを社会課題解決に向けてどうアクションを起こせるのかが大事だというお話もありました。
とても長時間の発表会になりましたが、2年生全体にとってもとても実りある行事になったと思います。
お忙しい中お越しいただいたゲストコメンテーターの方々に感謝申し上げます。
ありがとうございました。
【生徒の感想】
最初は何から調べていいか迷うことが多かったけれど、班のメンバーと話し合いながら進めていくことで、自分の気になる課題も見えてきたのが良かったと思う。浪速区をより良くするための方法を考えるのはとても難しかったけれど、班のメンバーと協力して意見を出し合ったことでより良い発表にできたと思う。また、SDGsについて考える機会ができ、世の中のことに関心を持つことができるようになり、これからの人生に活かしていきたいと思った。
普通なら絶対調べることのないことをたくさん調べてSDGsのことをたくさん知れたし、自分が通っている学校の周辺の地域のことを色々知れるきっかけとなりました。新今宮のみんなからの印象が変わったらいいなと思いました。
ここまでの時間と労力をかけてプレゼンを作ったことがなかったので、非常にいい経験になりました。課題を解決する能力やプレゼン能力、コミュニケーション能力の向上に、非常に役立つと思いました。