4月22日(月) 人権HR

22日(月)の6限は1年生が「産業社会と人間」、2年生が「総合的な探究の時間」になっています。

1年生の「産業社会と人間」という授業は総合学科にしかない授業となっており、自分のことを知ったり、社会・世の中のことを知ったりすることで自分の将来について考えていく内容になっています。

3年生も含めて、「産業社会と人間」「総合的な探究の時間」では探究学習を軸として授業が進められていきますが、探究学習だけでなく、人権のことだったり自分の生き方について考える講座、進路について、多様な世界や社会の課題に対してどう考えていくか、など様々な授業も展開されます。

この日は、初めてのクラスで「みんなが安心できる空間をつくる」ことを目標に、多様な人々がお互いを認め合いながら共生していくクラスをつくるにはどうしたらいいのか、という人権HRを実施しました。

グループになって先生から出されるお題に対して、自分は"許せる"のか"許せない"のかカードを出し、そのことに対して話し合うワークでは、意見が分かれる班も多く、どうしてそういう意見がでるのかを共有しあいました。

1年生でも2年生でもどこのクラスも白熱した議論が交わされていて、教室の熱気がだんだん上がってきていました。

5問ほどのお題が終わった後、それぞれのお題にみんなの意見が分かれることに気づき、自分はいいと思っていたことや自分は何とも思わないことが人にとったら嫌なことかもしれない、ということに気づけたようでした。

「私にとっての人権」ももちろん大事にしなければなりませんが、「みんなにとっての人権」についても考え続けていくことで、よりよい社会が築けることと思います。

今回の授業を通して、どうすれば「みんなが安心できるクラス」を作れるかをしっかりと考えられたのではないでしょうか。

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