3年共通テスト模試頑張ってます(^^)/

 6月になりました。からりと晴れ初夏の一日になりそうです。今日は朝から3年生の希望者が校内にて「共通テスト模試」に取り組んでいます。

 科目は生徒によって異なりますが、今回は学年の70%近い生徒が受検します。このような教育産業が作る模擬試験の問題は、どれもがとても練られた良問であることがほとんどです。生徒の皆さんは、後に返ってくる結果の志望大学の判定がどうであったかより、問題の小問一つ一つについて、出題された意義を理解することが重要です。

 そして、全国受検者の正答率が60%を超える問題は必ず正答することを第一の目標に置き、夏休みが終わるまでにほぼ達成できるように勉強のペース配分を考え、(マラソンに例えると、1秒間に何歩進むかという)達成できるピッチで勉強し続けることです。

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 次に、正答率40%以上の問題も難しいと思うことなく解けるように学習内容の難易度を上げ、また、早く解けるように多量の問題を片っ端から解いていくドリルを行いましょう。その取り組みを続けていると、12月の初め頃になってようやくできるような実感が得られるようになるでしょう。このとき、共通テスト80%超が見えてくるのです。

 模試で注意することは、正答率20%の難問も必ず忍ばせていることを知っておくことです。そのような問題がなければ、全部満点を取って合格予想判定を出すことができない大学もあるからです。しかし、今はこのような難問に惑わされる必要は全くありません。素直に考えたら(ただし注意深く)正答できる問題を確実に正答することを目標にしてください。コネコネした難問に振り回されて、「私はまだまだダメだ」なんて思うことのないようにしてください。

 共通テストまでまだまだ時間はたっぷりあります。焦りは良い結果につながることがありません。自分を信じて、精一杯勉強を続けてください。そうすれば必ず年末には手応えを実感できるようになるでしょう。応援しています(^^)/