おはようございます。8月10日(日)、今日は午後から明日全国大会出場のため東京へ向かうダンス部の壮行会が体育館で行われることもあり、朝から出勤しています。
夜中にパラパラと降った雨が間もなく本格的に降りそうな雲行きになってきました。夏になり雨が降らない日が続き、渇水で干上がるダムがあるかと思うと、急に線状降水帯なるものが現れ、特定の地域に甚大な浸水害を生じさせる大雨が降り続くといった、極端な天気の変化が目立つようになりました。
夏休みの間も校内の大国保育園からいただいた百日草の鉢植えや、ソレイユの生徒達が育てた朝顔やヒマワリの水やりをしてくださっている生徒や先生方にとって適度な雨は歓迎ですが、大雨の影響で被害を受ける地域が心配です。
曇天の中、南門を入ったところに、純白のムクゲの花が咲いていました。ムクゲはアオイ科フヨウ属の落葉低木で、開花の時期や葉の形や樹形などから、アオイやフヨウと区別することができます。ハイビスカスも同じ仲間ですね。
ムクゲは韓国朝鮮語で「무궁화(ムグンファ)」と呼ばれ、韓国の国花として大切にされ、人々に親しまれています。ムクゲは花が咲く期間が長く、そのため「無窮花(果てしない花)」と呼ばれ、永きに渡って栄えてきた国の象徴としていると聞きました。
また、フヨウもそうですが、花の色や花弁の数や形もさまざまで、夏の花の少ない時期に美しく咲く花として、日本でも古くから庭木や夏の茶花として重宝されてきました。
一輪の花の、その向こうに、たくさんの人々の思いや歴史が詰まっているんだなぁと、東風に揺れるムクゲを見ていました。
そうこうしているうちにダンス部の生徒達が登校してきました。午後を楽しみにしています(^^)/