本日4時間め多目的ホールにて、2年生を対象に井上鈴佳さんをお招きし、「性の多様性について」の表題で講演をしていただきました。井上さんには毎年同じテーマでご講演に来てくださっています。
井上さんは平成元年生まれで、大学卒業後は中学校や高校の保健室で勤務されていました。そこで、「男の子が好き」という男子生徒との出会いにより、自身のそれまでの周囲との恋愛観のずれへの疑問が解け、レズビアンであることに気づかれました。
現在は同性のパートナーと安心・安全に暮らすことのできる世の中をめざし、より多くの人が多様性を認め合い、誰もが自分らしく自信を持って生きることができる社会の一端を担うべく、大東市養護教諭部会や四條畷市人権部会などで講演活動を行うほか、小・中学校におけるLGBT教育の参観と授業後の討論会への参加等を行ってられます。
また、平成29年からは、大阪府内外の小・中学校、高等学校、特別支援学校での教職員研修会や子どもたちへの特別授業など、LGBTと性の多様性に関する出張授業を精力的に行われています。今年は、1年間におよそ300回ものご講演に出迎えれたとのことです。
当事者の思いを聴き、生徒たちはどのように感じるのでしょう。講演後それぞれの教室に戻って、感想等を書きますので、後日、読んでみたいと思います。井上さん、ご多用の中有難うございました。