5,6限目を使って、1年生は進路講演会を行いました。
4時間目が空いている先生で、体育館にシートと椅子を並べて準備、
3人掛けの椅子の両端の席に座るようにし、真ん中の席は空けて、
しっかりと生徒が話を聞ける環境づくりをしました。
5限目は、河合塾講師を経て、現在、京都大学大学院教育学部に
所属している次橋秀樹先生に、「文系を選ぶか理系にするかの選択に
おけるポイント」、「基礎学力の大切さ」、「勉強方法」などを中心に
アドバイスをいただきました。

6限目、大阪産業大学入試センターの中嶌正人先生は、
「勉強、部活動、学校行事などに積極的に参加し続けることが将来の自分の
基礎になっていくこと」、「正社員や契約社員そしてフリーターの違い」、
「進路が定まらず、やりたいことが見つからず、高校生活を続ける意欲を
なくしている人へのアドバイス」など、具体的な例をわかりやすく取り上げ、
熱く語ってくれました。

特に理科や社会そして数学において受験に必要な時間数の関係上、2年生から
文系と理系に分かれます。卒業後の進路が決まらない中で、文系か
理系かの選択は困難です。今日の講演が、前向きに文系か理系かを考える
きっかけになってくれればと思います。
講演会終了後の後片付けは生徒自身が行いました。ふだん体育館を
利用しているバスケットボール部員を中心に、てきぱきと動いて、短時間で
椅子を収納することができました。