3月1日(火)
天候には恵まれたものの、朝から身の引き締まるような寒さの中、
貝塚南高校40期生の卒業式が行われました。
先日、配付された本校のPTA会報である「爽風Vol.125」は、
卒業生に関する記事がメインになっています。
その中に、学年主任そして3年生担任からのメッセージがあります。
すべてを掲載すると大変な量になるので、要約だけ紹介します。
① 数十年後、「貝南のOB・OGです」と胸をはって言えるかどうか。
それは、この3年間に皆さんが立派な伝統を後輩に伝えたかどうかにかかっています。
② あきらめずに挑戦を続ければ、いつか、必ず、必ず、結果が出るときがきます。
根拠はないけれど、きっと大丈夫。
③ 何かにつまずき、悩んだときは、いつでも貝塚南高校に帰ってきてください。
待っていますよ。
④ 今は、就職すれば、あるいは資格を取れば安泰という時代ではありません。
目先のことや世間体にとらわれずに、必要なことを学ぶ努力を続けてください。
⑤ 一生の付き合いになる友人ができましたか?
また、いつまでも心に残る思い出ができましたか?
⑥ これからは社会情勢にも関心を持ち、無関心でまわりに流されるのではなく、
しっかりと考えて行動できる大人になってください。
⑦ 君たちと時間を共有するうちに、心から真剣にぶつかり、本音で言葉を交わし、
自分の思いを伝えられるようになりました。
⑧ それぞれの持ち味を存分に発揮してくれたクラスでした。
これからは、大きく目を開け、自らの力で混沌とした世の中を生き抜いていってください。
⑨ 何をするにも時間は限られています。かといって時間に使われるより、使う人間になってほしいです。
お金に執着しすぎる人生はさびしいです。しかし、お金がなければ生活できません。
困ったときに頼れる友達がいることは幸せです。しかし、頼りきりの他力本願はいけません。

高校生活を終えるにあたり、「こうしておけばよかった」と思うことは、
誰にでもできます。それより、先の見えない未来に向かって、
「こうしてやろう!」と思うこと、そして実行して考える!
これをどれだけ繰り返すかです。
貝南卒業生の皆さんの活躍を期待しています。