卒業式から2日が経ちました。
今年度は諸事情により、在校生の参列がありませんでしたが、式後短時間の間、在校生の登校が認められました。クラブ活動や、生徒会役員の人たちが集まり、お世話になった先輩たちの門出を祝いました。
こちらは、生徒会室の様子です。何を読んでいるのでしょうか?
実は、卒業式に向けて在校生代表(生徒会会長)の生徒が先輩たちへの「在校生の言葉」を考え、練習を重ねてきました。せっかくなので、式後、生徒会室で元生徒会役員の卒業生の前で「在校生の言葉」を読んでもらいました。本文はこちらにも掲載したいと思います。
『在校生の言葉』
校庭の木々に春の誘いを感じる頃となりました。本日、貝塚南高校を卒業される44期生の皆様、ご卒業おめでとうございます。在校生を代表し、お祝い申し上げます。貝塚南高校の校門を初めてくぐった日から三年、先輩方にとってこの三年間はどのようなものでしたか。今、先輩方との思い出を振り返ると、先輩方はいつも私達を優しく導いてくださっていたことに改めて気付きます。先輩方は文化祭や体育大会などの行事並びに部活動でもリーダーシップを発揮され、私達後輩を助けてくれました。私自身は、生徒会の一員として先輩方と共に過ごす中で、皆一丸となって協力することの大切さ、責任を持って自身の役目を果たすことの大切さを学びました。先輩方に様々なことを教わった日々は、この先もずっと忘れられない思い出になりました。本当にありがとうございました。これからは、先輩方は築いてこられた、この貝塚南高校を、私達がしっかり引き継いでいきます。そして、さらにより良い学校になるよう今まで以上に努力していきます。本日、卒業生の皆様は、この貝塚南高校を巣立っていかれます。これからも、夢と希望と勇気を持って、より大きな舞台でご活躍になることを在校生一同心からお祈りし、送る言葉とさせていただきます。
令和二年三月二日
改めて、44期生の皆さん、ご卒業おめでとうございます。
貝塚南高校も、新たな1年の始まりを迎えようとしています。