12月18日 非常に冷え込み遠くに見える金剛山が冠雪している中、日帰りサイエンスツアーを実施しました。
テーマは岸和田で見られる大阪層群の地層の観察と鉱物・化石の採集です。
今回はきしわだ自然資料館から3名の先生方が講師としてお越しくださいました!
最初は神於山近くの大阪層群の地層を観察しました。工事により重機で切り崩したところがきれいに地層として観察できました。火山灰層が明確にみられ、断層のずれもはっきりとわかりました。
また、その近くで藍鉄鉱というきれいな鉱物がたくさん採集できました。
午後からは少し離れた場所で化石の採集を行いました。
100万年前の地層とのことで淡水の二枚貝や植物の化石を採集することができました。きれいな形で掘り出された化石は研究のためにきしわだ自然資料館に収蔵されることになりました。
持ち帰った化石を本校でもクリーニングして展示したいと思います。
工事が進めば採集できなくなる場所とのことで、貴重な体験をさせていただきました。資料館の皆様にもこの場を借りて改めてお礼申し上げます。