高等部では毎年、進路学習として、校内で職業体験を行っています。今回も前期（５月２２日）に引き続き、友達と協力しながら自分の役割を果たし、責任感を身に付けるために様々な作業に取り組みました。
作業内容はコースターを作るために「poRiff（ポリフ）」を作成します。ポリフはビニール袋やお菓子の袋などをプチプチの梱包材で圧着して作成します。今回は５つのグループに分かれて、それぞれのグループが３つの工程を担当しました。
「アイロン作業グループ」
このグループは、前回の職業体験でデザインしたビニールの上にさらにプチプチの梱包材を重ねて、アイロンで熱を加えて圧着加工をして、ポリフを作り上げました。安全に配慮しながらアイロンを押し当て、しっかりと圧着することができました。
「ビニールカッティンググループ」
このグループでは、ミシン目カッターを使用して、アイロン作業グループが圧着したシートをコースターの形に切っていきました。先生と一緒にミシン目カッターで切り込みを入れ、シートを手で引っ張って、様々な形のコースターを沢山作ることができました。
「ステンシル作業グループ」
カッティングしたコースターの裏にカラフルな色で「こうよう」や「KOYO」とロゴをステンシルで印字していきました。何度か練習してから取り組んだので、きれいに印字にすることができました。
今回は、第２回目の職業体験で、前回の作業を踏まえ、さらにステップアップした内容になりましたが、前回以上に全員が真剣に、楽しみながら取り組むことができました。これらの活動を通して、仲間と一緒に協力することの大切さを学び、将来に繋がるようなすばらしい体験となりました。完成したコースターは、小学部・高等部の交流学習として３学期に販売していく予定です。
