1. 教材名 |
『PowerPoint』と電子黒板との連動とタッチパネルの利用 |
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2. 教科・領域 |
数学 小学部2段階 |
3. 対象児童生徒 |
中学部F2グループ |
4. 活用場面 |
【ねらい】 ①解答へのレスポンスを直ちに返すことで選択肢と正誤の結びつきを強める。 ②効果音などのレスポンスを生徒に応じて工夫することで学習意欲を高める。 |
【方法等】 アニメーションや効果音の編集が可能な『PowerPoint』を使用して、選択式の問題を作成(記述式は不可)。選択肢をタップした際に正誤が表示されるよう、アニメーションと効果音を編集する。電子黒板(PCと接続した状態でタッチ機能が使える機種)で作成した問題を表示する。 生徒は電子黒板に表示された問題を見て、解答をタッチすることで電子黒板から正誤のレスポンスを受けることができる。レスポンスは、〇×だけでなく、タッチしたパネルが回転する、イラストが浮かびあがるなど様々なパターンを用意することができる。 |
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5. 成果と課題 |
【成果】 解答した際に正解音や誤答音、イラストの表示などのレスポンスが即座にかえってくるため、生徒の満足感が高く、自分の回答に対して返ってくるレスポンスへの期待から意欲的に取り組む姿が見られた。 また、1人ずつ前に出て解答する場面でも、解答の様子を他の生徒も期待してみるため、待ち時間で集中が途切れるということもなく授業に取り組めた。プレゼンテーションアプリを使用しているため、振返りや再確認が容易である点も優れている。 |
【課題】 電子黒板の高さや形状によって、身長が低い生徒や腕に麻痺がある生徒が解答しづらい(画面の選択肢を押しづらい)場合があった。選択肢を画面下側に設置するなど生徒の状況・実態に応じた配慮が必要である。 |