第44回 大阪府高等学校芸術文化祭 書道部門

オープンスクールを終え、東大阪市民美術センターへ。

府内の高等学校・支援学校(高等部)の生徒達による作品展に行ってきました。
どの作品も力作でした。
全紙・半折・規格外の紙に力強く、また繊細に、墨を書き入れた作品、書き上げた後に金粉を散らした作品や、黒の背景に金文字で書き上げたもの等、創意工夫を 凝らした作品の多数見られました。
中でも、全紙に百数文字を書き上げ、整列された配置、また、一つ一つの文字は丁寧かつ筆勢を感じさせる仕上がりで、弘法を感じさせる高校生の作品に驚きました。
作品の中には、近代詩文で思いを綴ったものや、繊細な小筆で和歌を書き上げたもの等、書の美しさ、華麗さを感じさせていただきました。
 本校からは、3作品を出展しており、全紙一杯に力強く、また、集中し何度も書き上げた中での力作であることを感じる作品を鑑賞しました。文化祭で、パフォーマンスを発揮した部員たちが、その後の創作活動の中で作り上げた作品かなぁって勝手に想像し、今後の活動をさらに期待しているところです。