11月に予定していた人権行事、 Chang-Haengさんをお招きして、パフォーマンスを披露していただき、また、ご自身の経験を踏まえた講演や講演内容を投影したラップ・歌を披露していただきました。
在日コリアン3世として京都に生まれ、少年時代は、いじめ等もあり、過酷な時代を過ごしていたそうですが、ジャグリング等のパフォーマンスに出会い、それを契機に、徐々に自信を取り戻し始める。独学で技術や芸を習得し、高校生の時には世界大会にも出場。海外渡航、パスポートの取得の際には、国籍の明示が必要。祖父・祖母の思いを聞き、決断。芸を通じて、分断された祖国をいつの日にか、もとの統一された国に、そんな思いも心の奥に抱きつつ、・・・。分断された国の1つを選択。今も世界中見渡せば、戦争のため祖国を追われ、他の国に逃げざるを得ない人もいて、過去には強制的に他国に連れられることも、そして、家族が離れ離れになるといった現実もある。決断の辛さを語るChang-Haengのその声に、会場全体を押される位の空気感。大道芸の披露を通じて、人に感動を与え、若者には、『諦めない心を・・・』 技の醍醐味、講演内容にも惹きつけられ、予定の時間があっという間に過ぎていました。ありがとうございました。
Chang-Haengに、3年前に引続き、実演していただきました。
本校在校中に、1度は、実演を鑑賞し、講演を聞かせていただき、いじめや差別のない社会の担いてに、夢を諦めないことの大切さや実行力を持つよう、応援していただいています。