9月14日(日) 今年の文化祭

 9月13日(土)、14日(日)の2日間、さわやかな好天に恵まれる中、文化祭を行うことができました。今年は、各クラスの取り組みを全部みてみようという計画を立てました。

 3年生8クラスは、すべて劇に挑戦してくれました。よき思い出づくりができたと思います。2年生は、野外ステージを使わないクラスも多く、その分、バトン、ブレイクダンス、ジャグリングという生徒、教員有志のパフォーマンスを取り入れることもできました。また、3年ぶりに生徒による模擬店を復活させたので、PTAによる愛情のこもった模擬店に加え、おなかの方もしっかり満たせたのではないかと思います。1、2年の教室等を使った出し物も各所に工夫が見られました。

 文化祭は、学年を経るごとに先輩の姿を見て、次はこれをやるぞ、と積み上げて、意欲を持って取り組むものだと思います。狭山高校の文化祭は、私の目から見ても、とても健全であると思います。幼児からお年寄りまで楽しめる内容です。この良き伝統を絶やさず、これからも引き継いでもらいたいと思います。

 今年のテーマは「みんなが主役~共に青春を謳歌しようぜ!~」というものでした。みんな主役になれたでしょうか。生徒会、実行委員会、放送部等の全体を運営していく生徒たちだけでなく、一人一人が主体的に取り組み、2日間を楽しむことができたのでしょうか。

 各出し物を見ていて、最後の仕上げ部分、追い込みに関しては、若いだけあって、今年も目覚ましいものがありました。生徒たちは1日で見違えるほど成長します。しかし、最終的な出来栄えは、いち早く着手し、段取りを考え、計画的に準備を進めたクラスが、やはり地に足がついたいい出来となっていました。クラスを引っ張るリーダーとフォロアーが一丸となって積み上げていくという営みが重要だと思います。

 今年は、2日目に"さやりん"の登場もあり、ちびっ子たちも含め、多くの方々に楽しんでもらえたと思います。これからもできるだけ多くの方々に見てもらえるよう、一般開放で取り組みたいですね。

 昨年は雨で後夜祭を体育館で行いましたが、今年はグランドで大いに盛り上がりました。昨年は中止になった花火ですが、今年は大きく打ちあがり、生徒たちの良き思い出になるのではないかと思います。共に青春を謳歌できたかな?