10月2日(木) さやまカタリバの実現

 本日、狭山高校に総勢50名の大学生を中心とする関西カタリバのメンバーがやってきました。2年生が、総合の授業の一環でカタリバを取り入れてくれたのです。体育館の入り口を開くと、大学生のお兄さんたち、お姉さんたちが待ち受けていて、生徒を10人グループにして輪を作っていきます。そこで、自己紹介やアイスブレーキングをして、紹介シートの中から話を聴きたい語り部の先輩を探します。話を聴いたら感じたことを書きだし、「これからの自分について」、「なりたい自分になるために・・・」、「なりたい自分になれたら・・・」、「明日から始まる毎日・・・」について書き出し、最後には約束カードに、まいにち何をしていくかを書くのです。その間、スタッフたちが生徒に寄り添い、考えを引き出してくれます。生徒たちも2時間の間、真剣に目を輝かせながら話を聴き、自分の将来を考えようとしていました。

 昨年、同期の校長から「カタリバ」というのがあって、とてもよかったよ、と紹介を受けました。キャリア教育の一環として、これだと直感的に思って、職員会議でも紹介しました。昨年は、担当とともにキャリア教育の研修にも参加し、キャリア教育への意識が高かったからです。でも、教員たちは私の話をすっかり忘れていましたが、実現したので嬉しいです。次年度以降も継続されることを強く望んでいます。