1月23日(金) 府立人研研究集会

 「府立人研研究集会」がリバティ―おおさか(大阪人権博物館)で行われ、「排除型社会と学校教育の課題」という演題で、大阪教育大学の西田芳正先生が講演され、拝聴しました。

 今や日本の子供の貧困率は16%を超え、ひとり親家庭では半数以上が貧困に苦しんでいます。そういう状況の中で生きる子どもたちを「社会的排除」からいかに守るべきかということが、メインテーマでした。

 教員たちは、これらの現実を知ったとしても、経済的援助を含めその解決を自らの手でできないことがジレンマとなっています。子どもたちには、生きていくすべがあるということを教育の中で伝えていくことが、貧困から抜け出すために大切であると思いました。努力していきたいと思います。