5月2日(土)、3日(日) 狭山池まつり

 14回目となる狭山池まつりが5月2日、3日と行われました。本校は、狭山池まつりの龍神舞台の運営の支援を行っています。企画運営会議から加わり、当日は朝早くからテント設営、机・いすの設置等準備作業を行います。龍神舞台参加者の受付・案内を行い、司会進行のお手伝いをします。終了後は、撤収作業を行います。

 今年はOBを含め、本校生徒が2日間で延べ400名関わりました。生徒会が運営の中心となり受付も行い、放送部が趣意文の朗読・司会の手伝い、ダンス部1年生が案内を担当します。ダンス部と吹奏楽部は舞台に出演し、吹奏楽部は狭山池の周囲を演奏しながらパレードしました。

 1日目の準備作業には、部活動の練習前に、野球部、硬式テニス部、男子バレー部、卓球部、ダンス部、演劇部が駆けつけ、生徒会、放送部とともに、OBの指示のもとでテント設営等の準備作業を行いました。2日目の撤収作業には、部活動の練習後に、軽音楽部、軟式テニス部、演劇部、ダンス部、吹奏楽部が駆けつけ、生徒会、放送部とともに、OBの指示のもとで撤収作業に汗を流しました。狭山池まつりの一部の作業であっても、狭山高校は龍神舞台を支えているという自負はあります。生徒皆がこのような自負と達成感を持ってくれるといいなと思います。

 今回、在校中に長らく生徒会長を務めていた濱田君がOBとして同級生の仲間を大勢ひきつれて応援に駆け付けてくれました。狭山池まつりに3年間かかわってきただけに、すべてを知り尽くしており、先生方と相談しながらてきぱきと指示を出していました。また、OBの中には出演者もいました。音楽部と野球部に属していた二人が、大学に入ってからデュオを組んだとかで、コブクロの歌を熱唱していました。シャイな狭山生が卒業するとこんなこともするのだな、と驚いた次第です。

 放送部員が、舞台上のインタビューで「2日間大変だったけど、達成感があります。」と言ってくれたのは、嬉しいことでした。丸2日慣れないことで、地域の人々のために社会貢献をするわけですから、多くの気を遣いくたくたになったと思いますが、充実した時間ととらえ、自分が役に立っているという達成感を感じてくれたのなら、立派なキャリア教育だと思います。私自身、高校の代表として地域の方々との交流もでき、2日で3万歩も歩き、充実した2日間でした。