2015年10月アーカイブ

10月の総括

 今月は、姉妹校であるオーストラリアのキャリー校と台湾の大渓高校が来校し、本校生徒たちが異文化に触れ、大いに刺激を受けました。この時期に2回も海外からのお客様があるということは、例年ではないことなので、大いに揺さぶられたことでしょう。  また、人権学習として10月初めに行った世界一大道芸パフォーマーの「ちゃんへん.」さんの講演会のアンケート結果がまとまりましたが、極めて好評(99%以上が理解し、た...

10月27日(火) 台湾大渓高校との交流

 27日、台湾の大渓高校28名(校長・教員:4名、生徒:24名)が来校しました。大渓高校は創立7年目の学校ですが、国際交流には力を入れているそうです。台湾からの訪問は、今年度は4月に続き2校目です。最初に歓迎のあいさつ、学校紹介を行った後、6つのグループに分かれ6限目の授業に入りました。英語3クラス、古文、音楽、書道と、それぞれ工夫した授業内容です。本校生徒も何とかコミュニケーションを取ろうと、英...

10月24日(土) 第1回学校説明会

 第1回目の学校説明会は、いわば学校見学会です。午後から、体育館で生徒会が進行を務めてくれて、校長あいさつの後、学校説明、DVDによる学校紹介を行い、生徒による歓迎会がありました。吹奏楽部、書道ガールズ、ダンス部が発表して、アットホームな狭山高校をアピールします。その後、体験授業を事前に申し込んでいた生徒は、各教室に移動し授業を受けますが、今年受講希望者が一番多かったのは、「受験数学に挑戦」で、次...

10月22日(木) 早弁につられて

 2学期は先生方の授業を観て回ります。先日、休み時間に早弁をしている生徒がいました。3時限目の授業を観て帰ろうとすると、別の生徒がお弁当を広げて食べ始めました。私は、お昼を食べて早く図書館に行かなくてはと思い、校長室で食べ始めたらチャイムが鳴ったのです。何故?と思い時計を見ると、何と4時限目の始業のチャイムでした。事務室でその話をすると、事務長も私の行動を不思議に思っていたとか。私は大いに勘違いを...

10月21日(水) 卒業生の活躍

 ダンス・ミュージックの専門学校に進んだ卒業生から、「ミュージカルの主役に抜擢されたので、ぜひ観に来てください。」と、招待状が届きました。私が観に行こうと決意したのは、そのミュージカルが骨髄移植推進キャンペーンミュージカル「明日への扉」だったからです。スタッフを含め500名を超える舞台は、感動ものでした。ストーリーも、主人公が白血病になり、骨髄移植が必要になるという設定でした。骨髄移植のための骨髄...

10月9日(金) 小さな世界

 昨年から3年生総合の時間に、手話同好会の方々を招き、聴覚障害に関する教育を始めました。今年もその仕上げに、手話をしながら歌を歌えるようになりました。生徒たちは、「It's a small world. (小さな世界)」を、満面の笑顔で歌ってくれました。   

10月7日(水) キャリー校との交流復活

 オーストラリア、パースにあるキャリー校から、13名の生徒が3名の先生とともに来校しました。日本への来校は6年ぶりのことです。本校からは隔年に語学研修でキャリー校に出かけていましたが、東日本大震災以降、福島原発の放射能を保護者が心配され、キャリー校からは2回来られませんでした。昨年、校長自らキャリー校へ行き、正式な姉妹校提携をするとともに、安全性を強調し、今回の来日になりました。  来日し、京都、...

10月6日(火) 思わぬ電話

 近所の方からのお電話があり、苦情ではなくいい話でした。自転車で転び怪我をされ血まみれになっているお年寄りを、本校生徒男子3人組が助けているところを目撃した方が、感激されお電話をして来られました。詳しい状況はわかりませんが、生徒たちが褒められるのは嬉しい限りです。

10月1日(木) 本物のパフォーマンスと生き方

 人権学習として、世界一の大道芸パフォーマーの「ちゃんへん.」さんの講演会をSAYAKAホールで、全校生徒が視聴しました。ちゃんへんさんは、京都市宇治市ウトロ地区で生まれた在日3世です。祖国がいまだ分断され、帰ることができない在日の方です。小学校時代からいじめを受けていましたが、中学生時代にジャグリングと出会い、努力すれば一番になることができると、米国に渡ることを決意します。母親が、いじめている生...

9月の総括

 29日(火)、吹奏楽部の生徒と大阪狭山市長を表敬訪問しました。先日の東北復興支援コンサートの募金活動を本校吹奏楽部生徒が担当し、お客様のご協力で何と33万円以上も集まり、その義捐金を大阪狭山市から届けてもらうために持参しました。今回、私は初めて知ったのですが、震災後、大阪狭山市は岩手県の大槌町と連携している、いわば姉妹都市の関係があるそうで、義捐金の半分を大槌町に、半分を赤十字社を通じて寄付する...