10月21日(水) 卒業生の活躍

 ダンス・ミュージックの専門学校に進んだ卒業生から、「ミュージカルの主役に抜擢されたので、ぜひ観に来てください。」と、招待状が届きました。私が観に行こうと決意したのは、そのミュージカルが骨髄移植推進キャンペーンミュージカル「明日への扉」だったからです。スタッフを含め500名を超える舞台は、感動ものでした。ストーリーも、主人公が白血病になり、骨髄移植が必要になるという設定でした。骨髄移植のための骨髄液を提供できるドナーは18歳から54歳までだそうです。前職で、私の同期の男性が40歳代の時、ドナーとなり骨髄液を提供したことがあり、どういうものかは知っていました。観客の多くは若い世代でした。この運動が広がるといいと思います。卒業生が主役を演じる回ではなかったのですが、イメージをだぶらせて、観せてもらいました。

 また、先日、競艇の道に進んだ卒業生が校長室を訪ねてきてくれました。在校時代から陸上部で鍛え、いつも朝早くから走っていたのをよく覚えています。目標が明確だったので、ずっと応援していましたが、夢が実現して嬉しいですね。デビューしたら、一度はその勇姿を観に行きたいものだと思っています。

 今年の教育実習生の一人が、大学の卒論指導を依頼してきました。昨年も同じ大学の学生がインタビューを依頼してきました。卒論に熱心な大学なのでしょう。「ICT教育が学校にもたらす影響」について研究するそうです。言葉の端々から、母校が大好きな卒業生なのだなあと思いました。