3月の総括

 27年度の締めくくりは、31日夜行われた吹奏楽部の定期演奏会です。今年の演奏会は、ちょうど30回目を迎えました。さらに、狭山池築造1400年記念行事の一環として位置づけられており、多くの来場者を迎えました。古川市長も来てくださいました。昨夏、コンクールで念願の金賞を取り、演奏の技量も上がったと思います。初めて聴く曲で、「斐伊川に流るるクシナダ姫の涙」は、曲想が愁いを帯びており印象深いものでした。マーチングには、さらに磨きがかかったように思います。恒例になったアンコール曲でのパフォーマンスには、教員、各クラブ員、他校の生徒まで多くのメンバーが協力しました。放送部員も司会の一翼を担いました。定期演奏会は3年間頑張った3年生を送り出す演奏会でもあり、2年生、1年生、そしてOB・OGの絆はなかなか固いですね。

 3月は、卒業式の後、入試の準備、入学者選抜、採点、発表と目まぐるしく日々が続きました。春休みに入り、生徒たちは毎日部活動に精を出し、教員たちは新学期の準備をします。とりわけ新1年生を迎える担任団は忙しい中にも大きな期待を抱いて仕事しています。年度末は校長も忙しく、ようやく新年度を迎える気分になりました。