今年も全国校長会が、各部門を合わせると、１週間を超える日程で行われました。私は、２０日（水）、２１日（木）の全体会のみ参加しました。文部科学省の担当の方々から、教育施策の最新情報を聴き、全国の各学校の実践取り組みを聴きました。今年の講演は、「地球市民を育てる」と題して、宮崎緑氏が興味深く語られました。今年度から千葉商科大学の国際教養学部長に就任され、１期生を入学式後にすぐ海外に連れて行ったという話は印象的でした。日本に戻った生徒たちは、自分の今後の勉強に必要な科目登録を主体的に行ったとのことで、動機付けに成功したということでしょうね。年に１回は一堂に会して、情報を共有するまたとないチャンスです。全国から約２５００名の校長が埼玉県大宮会場に集結しました。他府県の仲間と顔を合わせ、酒を酌み交わしながら情報交換をする機会でもあります。
新橋に「有薫酒蔵」という面白い居酒屋がありました。全校の高校の卒業生が綴る居酒屋ノートがあり、１０００冊くらいは並べられていました。私の母校は女子高ですからまずありませんでしたが、本校の狭山高校があったのには驚きました。まだ創立３６年という学校ですが、卒業生の中には東京で活躍している方々もいるということが、ノートを読んでわかりました。筆頭は１０期生で、計３名の卒業生が書き込んでいました。私は卒業生ではありませんが、校長として記入させてもらい、ルール通り名刺を張り付けました。宴も進んでいましたので、乱筆ですみません。