7月22日(水) 「道徳」を見直そう

 日本教育会大阪府支部の総会があり、その研究講演会で、「教科化に伴う道徳教育の課題と対応」というテーマで、日本道徳教育学会名誉会長の横山利弘氏の講演を聴きました。小・中学校の校長先生も多く来られていました。

 文部科学省教科調整官の経験や道徳教育学会勉強会の実践に基づくとても分かりやすいお話でした。道徳は、行動・ことば・表情という表面に現れる者ではなく、「こころ」に注目するべきであり、心情・判断力・実践意欲に働きかける必要があるということを、私たちに問いかけながら諭されました。座席に深く入り込まれるのは、いつあてられるかわからないので、まるで恐怖のアクティブ・ラーニングでした。小・中学校で使う道徳の教科書をぜひ読んでみたいと思いました。