11月6日(金) 図書館通い

 本を買ってばかりいるとジャンルが偏ってしまうので、最近は週1回昼休みに4階の図書室に通うようになりました。4階にあるだけに、訪れるのは1年生が多いのですが、他の学年もいます。図書を担当する先生方が選んだおすすめの図書が並べてあるコーナーから、これはという本を選ぶのですが、できるだけ生徒が読みそうな本を選んでいます。

 ここ最近は、『ナイルパーチの女子会』とか『あまからカルテット』という柚木麻子さんの作品を続けて読みました。女性同士の友情がテーマです。また、『君の腎臓が食べたい』というぞっとするタイトルの本を借りて読んだら、「私が読もうと思っていた本を校長先生は借りているでしょう?」「もうとっくに返したよ。」と、所在をつきとめられました。

 読書は、普段経験できないことを疑似体験できますし、共感できると自信もわいてきます。私も10代の頃の追体験を読書を通じて行い、生徒の気持ちに共感できればいいな、と思っています。