2月10日(水) 耐寒登山

 今年の1年生は、3年ぶりに河内長野の天見方面から岩湧山登山に挑戦しました。今回は雪も降らず、終始いいお天気で、全員が頂上から狭山池と狭山高校を見下ろせたと思います。準備していたアイゼンを使うこともなく、生徒たちは物足りなかったかもしれません。頂上付近のわずかな雪で、雪玉を作っていました。登山に不安を持っていた生徒たちも、それぞれ達成感を味わえたのではないでしょうか。狭山生にとって、鍛練行事としては最適のコースだと思います。

 今回は、実施に当たって、前回のような警戒警報を出しませんでした。次の二つの理由からです。それは、若手教員が増え、いざとなったら担ぎ手がいると思ったことです。もう一つは、スタッフ全員に下見を課したところ、全員が行ってくれたことです。私は、さまざまな理由で引退しようと考えていたのですが、学年から校長も行ってくれと頼まれました。やはり二つの理由からです。校長がいる方が、生徒の励みになり喜ぶから?もう一つは、雨が降ったら困るから、というものでした。これまでの実績から、晴れ女だと認識されているのです。確かに、運が強い方だと思います。今回は事前にトレーニングができなかったので、ストックに加え、最新式の膝サポーターをつけて臨みましたが、全身猛烈な筋肉痛に悩まされています。生徒と同じことをするのは、なかなか難しいですね。